キミと、私と、世界と。


『はい、接点は』

「いわねーし。何故…」


『じゃあいいや…兎魅が【金】に入るのは?』

「あぁ…別にいいんじゃね?
否定する理由が…」

『では、』


『私が【金】に入るのは…?』

「なッ……?」

『駄目だよね、…断っておいてよかった』


「…当たり前ェだ、お前が喧嘩なんて…『嘘付き』」


知らないとでも思ったか

言わなければいいと考えたか、


『大好きな彼女の親友だものね、』

「あ…?何言ってんだお前。」


『隠すことは楽しいですか、
スリリングでドキドキしますか、

…信じられてない人の気持ちがワカリマシタか?』


「…ッ……何を…、」


靴を脱ぎ、廊下を歩いた

「待て…ッ海は何を、」

『…まだシラを切るつもり?』
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