関西最強女VS関東最強男


…華龍と虎牙が…争う…


「卑怯な手はなしだ。正面から正々堂々戦うんだ」


…正々……堂々…


「負けた方は…族を解散させる」


…負けたら…解散…


「どうだ?」


「……」


「……」


「…おっしゃ!オモロいやないか!やったるわ!」


「決まりだな」


「でもよ、」


突然、晃が口を開いた。


「あ?」


「その前に準備する期間をくれよ」


「お前らは準備しねぇと出来ねぇのか?」


龍が嫌みったらしくそう言ってきた。


「うっせぇよ。こっちにも色々やることがあんだよ。テメェらこそ関東の奴らのくせに当たり前のように居座ってんじゃねぇよ。このクズが」


「っんだと?!テメェもっかい言ってみろや!」


そう言って龍が晃の胸倉を掴んだ。


…今のは晃が悪いわな。


最後の言葉がなければうちも賛成やったんやけどな…


最後の『クズ』は言いすぎや…
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