...a princess
??「姫華…。姫華…。」
誰かが私の名前を何回も呼んでいる。目を開けて見るとそこは私の部屋で…お母さんとお父さんが心配そうな顔で私を見ていた。
『えっ…私の部屋?』
母「姫華大丈夫?バイト中に倒れたのよ。それで店長さんが家まで運んで来てくださったの。」
『少し体が重いけど、大丈夫だよ。』
父「高1なのに過労で倒れるなんて…姫華は働き過ぎなんだよ。学費の事なら心配しなくても大丈夫だぞ。」
『うん、心配かけてごめんなさい。これからは無理しないようにするね。』
学費の為だけにバイトしていたわけではないけど、もう心配かけたくないからバイトの回数を減らすことにした。
『もう少し寝るね。夜ご飯が出来たら起こして。』
まだ体が重くてだるいので、寝る事にした。