いつもとなりにはキミがいた



すると、香織が近付いて来て



通り過ぎたのかと思ったときには



チュッと頬っぺたにキスをしていた。



「私、ユウのとこ好きやで! 明日のデート楽しみにしてるから♪」




少し甘めの香水の香り。



男を惑わすような大きい二重のぱっちな目



知的で頭も良くて 部活でもキャプテンをして部員を引っ張ってる。



お互いがお互いに惹かれた。



だから俺達はカレカノになった。



俺はすっと手を伸ばして香織の細い腕をギュッと掴んで胸に抱き寄せた。




「きゃっ‥‥ ユウ?」



「いいから、このままでおりたいねん。」




俺は彼女の家の前やと言うのに



彼女の顎を上に向かせて 強引に唇を奪った。





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