いつもとなりにはキミがいた



「なぁユウ? これからさ朝迎えに来てくれへんかな?」



「へ? え? 」



香織は俺の隣に椅子を置いた。



「だーかーら 朝も一緒に‥‥そのさ、登校しよ?」



「あぁいいよ。 でも香織、朝練とかないん?」



「今は試合前やからあるけど、試合終わったら朝練も少なくなるから」



「んー、わかった。 じゃまた時間決めよ。」



俺は席を立ってシュウのクラスに行った。




ちょうど朝練を終えたシュウが大きいサブバッグを持って靴を履きかえていた。



なんか懐かしいな。 俺も昔はあぁやって汗をかいてサッカーしてたんや。



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