いつもとなりにはキミがいた



「わかった? ちゃんとバレー部の先輩に言って帰るんやで?」



もおーー!! ひつこいなこの保健の先生。



はーい!なんて可愛くない返事をして保健室を出た。



ものの‥‥‥‥やっぱしキャプテンの高峯先輩の教室まで行って言わなあかんかな。



「あ、ミホちゃん!大丈夫?!」



「ミナコ〜!! 心配かけてごめんな!」



ミナコは走って飛びついてきた。



「おっと! ミナコ?」



ミナコが鼻を啜(すす)って言った。



「ほんまに心配したんやから〜! ミホちゃん良くなって良かったぁ」



「ミナコ‥‥心配かけてごめんな! うちはこのとおり元気になりましたー!!」



なんて満面の笑みを見せて言った。




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