いつもとなりにはキミがいた



その後は、ほんまに担任の卓センが煩く心配してた。



「なぁ〜今日な、部活やったらあかん言われたんやけどさ〜やっぱしキャプテンに言いに行かなあかんよな?」



なんてため息をつくあたし。



「それはうちに任せて! ミホちゃんのことちゃんと先輩に言っとくから!」



ミナコは気にしてくれたんであろう。



「ほんまや! ミナコもバレー部なんやし任せたら?」



なんて呑気に、紙パックに入ったフルーツジュースを飲んでる操。



でも‥‥‥自分で言いに行かんで目付けられたら嫌やしな。



なんて真剣に考え出した。



「大丈夫やで? ミホちゃん。 目付けられたりせんし!」



なんて言いたいことをズバリついてくる二人。



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