いつもとなりにはキミがいた



「ミホちゃん、勉強ついていくの大変?」



ミナコがお箸を置いて心配するように、綺麗なウルウルした目で見つめてきた。



「‥‥んー、 うち二人みたいに頭よくないからね。 まだまだの話やけど、今の勉強についていかれへんくなったら受験にも響くやん?」



「まぁそやけど‥‥あんた部活もしてるんやから無理したらあかんで?」



確かにそうや。



でも、それはみんな同じ。



部活してても勉強出来るこはおるし。



ミナコも操だって、部活しててもちゃんと授業についていけるように



どこかでみんな頑張ってる。



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