いつもとなりにはキミがいた



「ガールズトークしててん♪」



「ふ〜ん・・・・・へー 俺お腹空いたから行くわ。」



卓センはそれだけ言うと、手をひらひらさせながら去って行った。




「あ、あのさ・・・・? もし良かったらなんだけど、私の家くる?」



ミナコは目をぱちくりさせながら俯いた。




「え?ほんまにいいん?」



「ミナコがええんやったら行きたい!!」



操と顔を合わせてニコッと笑うとミナコは嬉しそうにはにかんだ。





学校からはそんなに遠くなく話しているとすぐに着いてしまう距離だった。



操は鞄の中に閉まっていた携帯を開いて電源つけて何やらメールをしていた。




あたしは操の携帯を見て、買ってもらえる日を夢見てワクワクしていた。




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