いつもとなりにはキミがいた
ミナコの家はお屋敷みたいに広くて綺麗だった。
「ミナコって、もしかしてお嬢様?!」
「いや・・・そんなことはないっ「ミナコ? あら、お友達?」」
ミナコの後ろのドアが開いて現れたのは凄く綺麗なお姉さんだった。
「はじめまして。 ミナコの母の冴子です」
ロングの黒髪がさらさらと揺れて、真っ白はスカートからは細くて長い脚ぎ出ていた。
「「おお母さん!? まじですか・・・・・」」
「へ?そうだよ。 もー!お母さんはいいからどっか行ってよ。」
ミナコはムッとしてお母さんを追い出した。
氷がからからとなったグラスに冷たいオレンジジュースが注がれた。