いつもとなりにはキミがいた



「ま、・・・まみ?!」



家の前には黒いワゴン車が止まっていて



助手席の扉が開くと真実が出て来た。



あれから4ヶ月程度しか経っていないにもかかわらず、真実は中学生の女の子になっていた。



ショートパンツからは細くて白い綺麗な脚がすらっと立っていた。




「真実ますます可愛くなったな!」



「んなことないで〜。」




「静岡弁で喋ってや〜。 学校楽しいっ?格好ええ人おる?」



「ぶはっ そんな質問詰めせんといてや。 あっち行っても大阪弁抜けへんくて苦労してんねんから〜。 あ〜、イケメンいっぱいやで?へへ♪」



「まじで?!いいな、いいな!! 好きな人出来た?!」




なんでこんなに時間が経つのが早いんだろう。



親友って本当にかけがえのない宝物だと、あたらめて感じた一日だった。



外に出て久しぶりの大阪を満喫した真実は凄く楽しそうで嬉しかった♪





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