いつもとなりにはキミがいた
「ちょっ・・・・・・・もぅ」
あたしの前を振り切る。
どうしよもなくなって目頭が熱くなって涙が目に溜まるのが分かる。
・・・・ただ、好きなだけ。
結局あたしは何をしたかったんだろ・・・・・
口挟むな。 そう言われるのなんて目に見えてたはず。
余計なお世話。 いくら幼なじみだからって人の恋愛まで口を挟むのは間違ってる。
雄ちゃんはあたしを妹と思ってる・・・・?
それとも、ただの幼なじみ?
その時、ポケットからバイブの音が響いた。
「・・シュウ、君」
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『会いたい。 もし時間があれば公園に来て。 ずっと待ってるから』
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