いつもとなりにはキミがいた
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ドックンドックンドックン
「・・・そのぉ!!・・・シュウ先輩、好きです!!・・」
人生初の告白場所が公園。
ブランコに乗って遊ぶ女の子、砂でお山を作る男の子たち。
ちらちらこっちを見ては目を逸らす小学生。
会って話たいことがある。そうメールで伝えると、いま公園の近くに居るから公園でも大丈夫? とメールが返ってきた。
自分でメールしておきながらあしどりが重く、でも歩けばイヤでも絶対に着く。
長身にスラッと通る脚。ポケットに手を突っ込んでブランコを懐かしそうな優しい瞳で見つめていた。
煩い胸の鼓動をごまかそうとすればするほど、額から汗が涙のように流れ落ちる。
「操ちゃん! 久しぶり。」