いつもとなりにはキミがいた
「部活の奴らが心配で・・・・さ。」
え?・・・・・・
「あ、あの・・・あたしに会いたかった理由って、部活のことだったんですか?」
さっきまで曇ったり晴れたりしていた心が一気にずぶ濡れになる大雨。
「うん、そやねん。 操ちゃんマネ一人になったし、それに次の3年がしっかりしてない分心配で・・・なんかあったらいつでも連絡してほしいねん。」
人の気持ちも余所に・・・・
こうなったらあたしがシュウ先輩に告る。
約一年間の片思いを今ぶつける。
晴れてシュウ先輩の大切な女の子になるために・・・・・
「あ、ごめん! 俺の話ばっかりで操ちゃんは俺に何の用事?」
きた・・・・やっとこの日が来た。
小さなことでミホに嫉妬したりしていた自分とはもうおさらば。
大好きなシュウ先輩に想いを告げます。