いつもとなりにはキミがいた
トントンと二回ドアを叩いて部屋を開けた。
「‥‥二人で何してんの?」
なんかベッドの下でコソコソ何かを見ていた。
「ふぁっ!!!!!お、おまえ いきなり入ってくんなよ!!!!」
雄ちゃん動揺しすぎ!
「ノックしたし!てか、ほんまに二人とも気持ち悪いな〜」
「何がやねん!言っとくけど俺らは何も怪しくないからな!」
だから、そんなん言うてる時点で怪しいからね
「ふ〜ん、まぁいいや。 雄ちゃん勉強教えて?」
「は? 嫌やし。俺らも明日からテストやしな」
そうそう、なんてシュウ君と言うてる雄ちゃん。
「いいやん!うちだってもう中学生やし勉強も一緒やん♪」
「ぜんぜん違うわ!」