いつもとなりにはキミがいた


そんなことを言うてても 結局は勉強を見てくれる雄ちゃん。



「この2Xってどこにかけるん?」



「これは4Xにかけるねん。」



あたしは結構勉強は好きな方だ。



「ミホは、中学入ったらなんか部活でもするん?」



シュウ君がジュースを飲みながら聞いてきた。



「ん〜まだわからんけど、やっぱし運動部かな」



「そやったらサッカー部のマネージャーやれば?」



え?マネージャー?うちが?



「ミホは鈍臭いからあかん」



「ひっど!何よそれ!? うちだってマネージャーぐらい出来ますーだ!」



「ミホはマネージャー向いてと思うけどな。」



< 68 / 239 >

この作品をシェア

pagetop