いつもとなりにはキミがいた
「ミホ、中学校で何か困ったことあったら言いに来いよ?」
「うん♪雄ちゃんには言わんけど、シュウ君には相談するねー♪」
「俺はミホのお守りなんてごめんやからな〜ま、せいぜいシュウに良くしてもらえよ」
――こんなに楽しく笑いあってたのに
――もう3人揃うなんて無理なん?
「ミホ、これ持っててくれる?」
そい言って手の中に箱を置いた真実。
「なにこれ?うちが持っててええん?」
「うん。それはうちとお揃いやから。 ミホ、今までありがとう!スッゴい楽しかった♪ 今日も見送り来てくれてありがとう♪‥‥元気でな」
真実は大きい鞄を肩にかけて言った。
――もう出発の時間だ