世界に神は捨てられた
世界は廻る

誰かが泣いているときも

世界は廻る

誰かが笑っているときも

世界は廻る

いつまでも

世界は廻る

例え望まれていなくても

世界は廻る




何をしていたのだろうか…僕は思い出すことが出来なかった
とても大切なことな筈なのに、忘れては決していけない筈なのに…………
気付いたら体が動いていた。
隣の少女は悲しそうな顔をして「信じてたのに…」と言った。

彼女は切られていた。
僕の手によって。
だけど壊れた僕は何も感じない。隣の少女が誰なのかもわからない。僕にあるのは頭に囁いてくる言葉だけ……

世界は廻る

誰もそれを望まなくても

世界は廻る

誰が止めようとしたとしても
そう…世界を創造した神でさえも……

世界は廻る


廻り続ける

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