この青空に
日常
戦場から戻ったときのこと
今日の戦争も終わり。いつも通りの勝利、多分今俺に勝てる敵はいない。 また、面倒くさい奴が来やがった。 「ようトオル今日も圧勝だったらしいな。どうよ、今度の出撃は重なるみたいだし、いっちょ俺と対決ってのは?」 相も変わらずバカかこいつは、俺を誰だと思ってる?たかがイクサ第一が勝てるわけがないだろう。 「断る。」 「まぁそういうな。今度の俺は二味くらい違うぜ。」 「ちっ、勝手にしろ」どうせまた長引くんだろうし、適当に返事して終らせるか。勝負といっても、俺は普通に戦うだけだ。後は勝手にあいつが騒ぐだけ、別に俺が勝ってもあいつが何かするわけじゃないしな。 あいつの声が遠ざかる。シャワーでも浴びて寝るか。