この青空に
次の出撃まで寝るか。しかし、結構時間をくったな。                    なんだ、ナクタの方から走ってくる奴らは?ああ、コンガか。                「珍しいな。お前が部屋から出てくるなんて。何かあったのか?」              「敵襲」       相も変わらず必要な言葉だけしか喋らない、端的な口調で答えた。              「敵襲!?合図はなにもなかったぞ。」               「でもきた」                ちっ、まったくわかんねぇ。とりあえず行ってみるか。
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