図書室であなたと
バタバタッ

無言で走りつづけて

今俣野くんの家の部屋にいる





『ちょっ!ちょっと離して!』


『ねぇってば!』





『…………』


え…

俣野くん!?



『とにかく、離してってば!』

グイッ!



『ひゃっ!』

俣野くんにお姫様だっこされて

ベッドに倒されている


俣野くんの唇があたしの唇と触れる


『やめっ…ァッ!』

やだ!
変な声がでるっ!




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