時を越えて ~約束~
リビングに行くと、すでに陸人がいた。
「花鈴、ずいぶん寝てたんだな。」
「悪い?あんたにとやかく言われる筋合いないんだけど。」
「そんな台詞他の奴らが聞いたら大変だね。」
本当にいけすかない奴だ。
「なんか食べないの。」
そう聞いた。だってお腹空いたし。でも二人が協力しないと食べれないし。
「食べるよ。何にすんの。」
「別に何でも。早くできるもの。」
「わかった。じゃあ、仕事一緒にやんなきゃ。お互い、最悪だな。」
・・・本当に。
てか、何作るんだろう。料理はできなくはないけど。