恋苺
≪美羽side≫

先輩とお昼食べられるかなぁ!!?
とりあえず教室に行ってみよ♪

あれ??
あそこにいるのって先輩だよね・・・??
まぁ女子の友達だよね。
気にしすぎだ!!自分。

でも何かすごい顔が近くて
先輩チョッとうれしそうな顔してない・・・??

・・・!!
何あの人!!
先輩の頭なでてる??
先輩もいやな顔全然してないし・・・

所詮年下だし遊びだったのかな...?苦笑

悲しいな。
1人で舞い上がっちゃってさ。
馬鹿みたい。

先輩がふとこっちをみた。
そのとき目があってしまったから
私は必死に教室へ戻った。

机にへばりつきそのまま思考停止した。

顔を上げてみたが夏喜たちは、みんなでお昼を食べに行ってていないから、
教室にはしゃべれる人が少なかった。

はぁっとため息をつくと後ろから肩をたたかれた。

「誰??」

誰だよー??
って悠輔!!?

「あの家庭科のときはゴメン。後で理由話すから。あと今日、指原の家で一緒に留守番って親から聞いた??」

悠輔。
理由を知らないからまだ許せないケド悪いのは悠輔だけぢゃないよね。
私だって言ったもんね。

留守番の話はままから聞いてないけど悠輔が言ってるんだからそうだよね。

「こっちもごめん。ぢゃ今日は一緒に帰ろうね」

「あ、うん」

悠輔と仲直りできてよかった。

先輩・・・
私、遊ばれてたんだね。

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