埋蔵金みーっけた。
さて、掃除でもするかー。


そう意気込み、両手で箒を持つと。


「佳代、その荷物邪魔じゃない? 
俺が持っとこうか?」


話し掛けられた。  というか、


下の名前で呼ばれてるんだろう? ・・まあ


気にしない!  あたしも真似してそうしちゃえば


良いんだ!


「あ、ありがとー、有。」


良く考えたら、この人のさっきの発言


すっごい親切なんじゃないのかな。
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