埋蔵金みーっけた。
「そういえば、何で佳代、
今日学校行かねえの」


俺は茶を飲みながら、ふと


思い出した事を言った。


「有こそ。 あたしは、学級閉鎖なの」


「あ、そ。  俺は、開校記念日なの」



微妙な月の開校記念日なのは、気にしない。


~♪ 


突如、携帯の着メロらしきものが鳴った。


俺じゃない、てことは。


「あたしだっ。 あ、未久・・」


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