埋蔵金みーっけた。
そっかそっかぁ、部屋から
出れなかったらそりゃ来れないなぁ。
「大変だったねー」
「・・・・・・・・・」
あっ、麻由ちゃんが飽きて土掘るの再開
しちゃった。 少し焦りながら佳代ちゃんを
見ると。 濱田君? に向かって、口を
ぱくぱくさせていた。
「・・な・・・で、そんなう・・・・吐くの?」
「だって、ほん・・ったら・・・ 引・・じゃん」
そこまで遠い距離じゃないのに、ガツガツ、という
土を掘り返す音で、会話があんまり聞き取れ
無かった。
出れなかったらそりゃ来れないなぁ。
「大変だったねー」
「・・・・・・・・・」
あっ、麻由ちゃんが飽きて土掘るの再開
しちゃった。 少し焦りながら佳代ちゃんを
見ると。 濱田君? に向かって、口を
ぱくぱくさせていた。
「・・な・・・で、そんなう・・・・吐くの?」
「だって、ほん・・ったら・・・ 引・・じゃん」
そこまで遠い距離じゃないのに、ガツガツ、という
土を掘り返す音で、会話があんまり聞き取れ
無かった。