埋蔵金みーっけた。
「え、いくつくらいなの?」


それまで、熱心に掘り進めていた濱田君も、


手を止めて聞いてきた。


「えっとー・・、149.9cm位かな?」


あと一mm! ってところで


止まったんだっけなぁ。


「おわあ、ちっさ! 150ジャスト位かと
思ってた」


「『おわあ』って何すか。 そっかー、
そういや未久そんくらいか?」


「うん、そんくらい」


思ったより、濱田君がおっきく


ショックを受けてたのが面白かった。
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