埋蔵金みーっけた。
応戦するぞ、とか思いながら後ろを向くと。













―――――――――有が居なかった。



あたしと未久は吃驚して、最初のころより大分


深くなった穴の中を見た。


「ゆっ、ゆゆ有!?」


「あ、濱田君いたー! ・・あれ、
何か持ってるよ?」


穴の中には、案の定有が居た。 しかも、


何かおっきい木箱を持って、こっちを


見上げてた。


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