埋蔵金みーっけた。
未久に同意しながら、蓋を


恐る恐る全開にする。


「佳代、どー?」


「お、開けたん・・・・だ・・」


横から麻由と有が覗きこむ。


ちなみに、言葉の最後の最後のほうが


消えたのは有だ。  その気持ち、


分かる。   だって、ねぇ。







「あ、れぇ? 紙・・一枚しか入って無いね?」



「なっっ にコレーーーーー!?」



今の叫び声は、麻由。


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