埋蔵金みーっけた。
「あー。」


「そうだねぇ」


間延びした声が、返ってきた。


うわーん。 小林君のせいだ。


「あ、ねーねー。 一旦、それぞれ家に
帰ってから、未久の家集合しない?」


突然の、未久の提案。 


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