埋蔵金みーっけた。
・・・・さて、数時間後。


ずっと、黙々と土を掘っていた。



何か、思ったよりも、この土


かたくて。 喋る暇もなく、


三人とも一生懸命掘っていた。


「・・わ、五時、だー」


麻由が言った。


「えぇ。 未久、帰んなきゃかも」


「あたしも帰るー」


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