埋蔵金みーっけた。
頷きながら、未久の部屋の扉を


開いた。


「飲み物、何のお茶が良い?」


適当に床に座ると、未久に聞かれた。


いや、お構いなく、って言いたいけど。


「何のお茶って何!?」


初めて聞いたよっ。


「・・あぁ、えっと。 緑茶か、麦茶か、
紅茶か、みたいな感じかなあ?」


「あ、そーいう、ね」


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