埋蔵金みーっけた。
「っとと・・」


短い独り言を連発しながらも、あたしは


着々とチャーハンを作っていた。


と、その時。


ぴんぽーん、とインターホンが鳴った。


未久が再び戻ってきたとき、なんと


一緒に居たのは麻由だった。


「あ、佳代じゃん。 お腹すいたー。」


・・はあ?
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