愛と涙、そして知るだろう。
気持ちを隠して
____________________............
「んッ・・・。眩しい。」
気がついたら朝になっていた。
どんなに私が落ち込んでいても、
立ち止まったままでも、
時間は止まらない。
重い瞼のまま、玄関を出た。
・・・ッ!!!
「涼??」
「おはよ。目腫れてるけど大丈夫か?」
あぁ・・・。
そうか。
涼は私の気持ちに気づいてないから、
涼にとっては幼馴染と登校するだけだもんね。
「お、おはよぉ。目腫れてるのは寝不足だからかも。」
「ゲームでもしてたんだろ(笑)」
そう言って、私の頭をポンポンと叩く涼。
やめて、、、
封印しようとしている私の気持ちが溢れ出しちゃうよ。