愛と涙、そして知るだろう。
ってか、私のお母さん。絶対おかしいでしょ。
いくら、幼馴染で小さい頃から一緒だったとはいえ、
健全な高校生2人だよ!?
こんな可愛い娘を、ホイホイと男の子の家に・・・(笑)
「結羽、聞いてんの??」
うッ!
自分の世界に入りすぎてしまった。
「ごめん。ボーッとしてた(笑)」
「結羽、授業中もボーッとしてただろ。」
「あれは、必死に考えてたの!!!」
「この世の終わりみたいな顔して、何を考えてたんだよ。」
この世の終わりみたいな顔・・・。
そりゃそうでしょ。
涼と美波のこと考えてたんだもん。
「そんなひどい顔してた!?」
「おう。すごかったぞ(笑)」
そう言って、大きく口を開けて笑う涼。
この、涼の太陽みたいな笑顔が好き。
気持ち伝えて、この笑顔を奪いたくはないよ・・・。