愛と涙、そして知るだろう。
急いで、玄関を飛び出る。
不機嫌そうな涼の顔。
「遅い。早く行くぞ。」
「すいません・・・。」
ここはおとなしく素直に謝る。
「いや・・・。その、、、。」
「何?」
「結羽に素直に謝られると、調子狂う。」
は!?
私だって、素直になれるもんッ!!!
「いっつも素直だし!」
「ハハハッ!!そっちのほうが結羽らしい。」
「馬鹿ッ!!」
うぅ・・・。
涼には敵わない。
幼稚園の頃から、いつもそうなんだよね・・・。