愛と涙、そして知るだろう。
君が好きだから
涼の家に泊まってから、2週間。
今は、私と美波と、涼と康平で、お昼を食べているところ。
「結羽。そのウインナーちょうだいッ!」
「もうしかたないなぁ。」
「サンキュー!」
「そのかわり、卵焼きいただきッ☆」
涼は、普通に私に話しかけてくれる。
嘘を付いているのは、辛いけど、
涼が幸せなら、私も幸せだから。
「おいッ!!」
いきなり康平に服の袖をひっぱられた。
「えッ!?何??」
そして、小さな声で聞いてきた。
「結羽、元気ないけど大丈夫か?」
「すごく元気だし!!イエイッ☆」
「いや、言い方間違えた。」
「何??」
「なんでそんな辛そうな顔して、はしゃいでるんだよ。」
「え、、、。」
康平にはばれてた。
私が無理して、笑っていること。