愛と涙、そして知るだろう。
そして、私の耳に顔を近づけ、呟いた康平。
「ごめん。ヤバイくらい好き。」
「ッ/////。」
絶対今の私は真っ赤な顔してる。
康平、反則です、、、。
「結羽??俺じゃダメ?」
子犬のように首を傾げて聞いてくる康平。
女の子を私でも、そんなキュンキュンさせられないよ。
康平の優しさ・・・。
今はまだ涼のことが好き。
それでも・・・、
この優しさに手を伸ばしてもいいのかな?
「こ、康平。私はまだ涼のことが好きだから、きっと康平を傷つけてしまうと思う。」
「それでもいいよ。」
「でも、傷つくのは康平だよ?」
「大丈夫。だから俺を頼って??」
この決断が正しいのかわからない。
でも・・・。
神様。
彼の手を握ることを許してください。
「う、うん。」
「えッ??結羽、OKの“うん”?」
「OKの“うん”に決まってるでしょ。」