愛と涙、そして知るだろう。
それぞれの道
それから次の日になった。
涼に康平と付き合ったこと言わないとッ!
もしかしたら、もう美波から聞いたかな??
少し緊張しながら、涼の席へ行く。
机に伏せている涼。
「りょーうッ!!」
「わぁッ!結羽、どうした?」
朝練で疲れたのかな・・・?
目、上手に開いてないし(笑)
「涼、私康平と付き合うことになったッ!!」
一瞬曇った涼の顔。
なんでそんな顔するの?
「・・・・・。」
そして、反応もなし。
「ねぇ、涼聞いてんの!?」
涼の耳を引っ張る。
「うわッイテッ!!聞いてる、聞いてる。よ、よかったな。」
ぎこちない涼の笑い顔。
「うん★」