愛と涙、そして知るだろう。

家まで猛ダッシュで走る。



『なんで・・・?』


頭の中にはそれしか出てこない。




好きでもないのに、キスなんて・・・。


酷過ぎるよ、、、。

私の気持ちを知っててからかってるの?




涼からのキスなのに、

嬉しいはずなのに・・・。


全然嬉しくない。



こんなキス嬉しくないよ、、、。







「ッ.....!!」




布団に潜ってただただ泣く。


きっと今頃、美波も康平も心配してるよね。




『急用ができたので帰りました。ごめんね。』



そう送ると、電源を切り、



また声を上げて泣いた。






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