spiral"alive"Ⅱ
瞬間、世界が変わった。
森内の動きも、空気の動きも止まる。
まるで、時間が止まったみたいに…
そんな世界の中で、只一人俺に近づいて来る人物。
嘘だろ…?
何で…
「京介…?」
間違い無い
彼は、一年前倒した“チーム”のメンバー…京介だ
『俺はあんたの能力の炎鬼。ま、あんたに会う為に京介の体を借りてるんだけどな。』
…炎鬼!?
俺は驚きを隠せなかった。
『んで、あんたは勝ちたいんだろ?』