spiral"alive"Ⅱ

炎鬼が床に手をついた瞬間




それが合図のように、空から無数の剣が降ってきた。



「なっ!?」



激しい音を立てて、剣は辺りに突き刺さっていく。



『この中から、本物のオレを見つけ出し…対戦相手を倒すんだ。』



「は…?」



この中から…炎鬼を探す?




この無数の剣から?




「…その、対戦相手ってのは?」



「俺だよ、渚。」





< 218 / 543 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop