spiral"alive"Ⅱ
二人だと思っている内に、三人に
三人から四人
四人から五人
気付けば、俺達と同じ人数になっていた。
「貴様等の人数に対して、私一人では不利だろう?
それにこうでもしないと、勝負にならないからな。」
「っ…分身の能力か。」
これも椎名が残した輝石の力?
それじゃ、コイツの能力は一体…
「受けて立とう、忌々しい意志を継いだ哀れな反逆者共。
正々堂々…貴様等の意志をねじ伏せてやる。」
「…あんま舐めんじゃねぇよ!」
俺は目の前に居た副学に向かって行った。