spiral"alive"Ⅱ
◆第七章◆
「やはり、時間稼ぎにもならないか…。」
ある人物は、わざとらしく溜め息を吐いた。
「どうしますか、X?」
KがXに聞く。
Xは目の前に居る、4人を見た。
Rを含む4人もXに視線を送る。
「出番だ、お前達。」
Xが4人を指差した。
「どんな手を使っても良い。空岡右京の意志を、完膚無きまでに粉砕しろ。」
「「「「御意。」」」」
4人は跪き、揃って答えた。
「G4、出陣。」