【短編】ヤキモチ☆

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「綾美は俺のこと好きか?他に好きな奴がいるんじゃないか?…泰知…とか…」



「あたしが泰知君を好き?!有り得ないよ!!」



「好きでもない男についてくか??行き先もわからないのに…しかも部屋に上がってさ…」



ついてきたんじゃなくて無理矢理連れてこられたんだよ!!







今はそんなことどうでもいい
ただあたしの気持ちを悠に知ってほしい


「ねぇ、悠…あたしが好きなのは悠だよ!!」


言いながら悠に抱き着いた

あたしの気持ちをちゃんと知ってほしかったから…




「その言葉…信じていい?」


「うん。信じて!!…てか、あたしのいうこと信じれないの??」

ちょっとショックだなぁ…



「信じてないわけじゃねぇ。ただ好かれてる実感が無いっていうか……」





悠も悩んでたんだね…

不安になってたんだね…



あたしと同じように



「あたしほんとに悠が好きだよ。だからヤキモチ焼くし、あたしのことほんとに好きなのかわからなくて不安になるの…」
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