【短編】ヤキモチ☆




「え!?絢ちゃん…??」



「ヤバイ…見つかったかも;;」



誰に?
って聞こうとしたら
後ろから声が聞こえた


「ばっちり見つかったね」


振り返るとー…

あたし達と同じ学校の制服を着た男の人が立っていた
あれ?
どっかで見たことあるような…



「はぁ〜…最悪」


絢ちゃんがすごく嫌そうにこっちを向いた



「何が最悪なんだ??仕事さぼっといて」


仕事?
絢ちゃんバイトしてたっけ?

やっぱりこの人どっかで見たことあるよ
声も聞いたことある気がするし



「たまには休んだっていいでしょ!!」



「休むのは別に構わないけど連絡ぐらいしろよ!!心配するだろ」



「メールしたけど……ごめん。違う人に送ってた;;」


「おまえって昔からそうだよなぁ。ちゃんと確認しろよ!生徒会の仕事だって俺がどれだけフォローしてることか……」




この人が誰か思い出そうとしてる私の耳にある言葉が入ってきた

“生徒会”



「生徒会長だぁ!!」

思い出したあたしはおもいっきり叫んでた
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