【短編】ヤキモチ☆
8
最初はよかったの
でも、だんだんと人通りが少なくなって
歩いてるのはあたししかいなくなった
一人はやっぱり恐い…
送ってもらえばよかったかなぁ〜なんて考えちゃうよ
でも迷惑はかけられないし
恐いって考えるから恐いんだよ!!
気を紛らわすために携帯を出して…
誰かと電話しながら帰れば恐くないよね?
誰にかけようかな?
絢ちゃんにかけたら…怒るよね?
「だから送ってもらえばよかったんだよ」って;;
じゃぁ…
悠にかけようかな?
でも…なんかかけずらい
どうしよぅ〜
携帯を開いたり、閉じたりを何回も繰り返す
悩んでるとあることに気付いた
あたし…
自分から悠に電話かけたことない…
いつも悠から電話してくれるから
決めた!!
電話しよう♪
悠…驚くかな??
決心して悠の番号を探してると
「♪〜♪♪ー♪…」
いきなり携帯が鳴った
ビックリしたぁー
もう少しで携帯落とすとこだったよ;;
電話だけど誰だろう?
画面を見てあたしは急いで電話に出た