sweet恋愛
「…そっか。
なんかもったいないな。
李乃、家の園でも
なかなか人気なんだよ。」
「あの、さっきから気になってたんですけど、
下の名前で呼ぶの、
辞めてもらえますか?」
「俺は理事長。
李乃のお願いは却下。
李乃も俺の事、
隆弥って呼べよ♪」
そう新理事長が言い終わった時、
信号が赤で止まった。
私が、
「そんなの出来ません」
と言おうとした時、
新理事長の唇が
私の唇に重なった。