sweet恋愛

「恥ずかしくてもだーめ。」

私の気持ちを悟って

いたずらな笑みを浮かべて笑う。


「ほら、李乃…

呼んでみてよ。

李乃ちゃん…」


甘い声で囁きながら

私に言う。


「……た、た、隆弥」


チュッ。

ほっぺに唇があたった。


「これからは名前で呼ばないと

お仕置きだかんね!」


そう言って、

車を発信させた。
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