*桜ノ雨*【完】
中学ノ時。
ー1年前 夏。
**稜sid**
『大丈夫ですか?』
公園のベンチでうなだれている俺に一人の女が声をかけてきた
「大丈夫だからほっとけ。」
冷たく接する俺。
『ふーん?』
そう言うと女はどっか行った。俺は原因不明の病気に
かかってしまった。
たぶん、死ぬと思う。
『はい。』
「……は?」
『サイダー。嫌いか??』
「……サンキュ。」
『おう、んぢゃな。』
女は俺にサイダーを買ってきたまぢ意味不明。
でも、精神的に病んでたから
こいつの優しさがスゲー
嬉しかった。
「おぃ!!!」
『んー……?』
「ありがとう!!」
『おう♪てか、あんた下向いて ないで上みたほうがいいよ? わかった??』
「わかったー……?
お前、名前は?!」
『亜衣!』
「俺は稜!!!」
亜衣。
俺の初恋の人。
**稜sidおゎり**